作者が有名でも作品自体は有名じゃない漫画ってありますよね。
わたしの好きな大御所漫画家さんあだち充先生でも、書いた作品がぜんぶ大ヒットしたわけじゃないですから。
そこで今回は、有名な漫画家さんが描いたマイナー、でもオススメしたい作品を紹介します。
それが。
水無月すう先生の『へ〜んしん!! 〜そなたバーディ・ラッシュ〜』。
水無月先生の描く女の子はメチャメチャかわいいので大好きなんです。
この作品にも爆乳の天使ちゃんとツルペタのツンデレちゃんという愛すべきキャラが登場。
ま、作品そのものは「え~と…どうかな…」という仕上がりなのですが…。
かわいい女性キャラクターのエッチな描写も盛り込まれていますので、きっと楽しんでもらえること請け合いです。
今回の記事では、その愛すべきキャラを中心におすすめポイントを紹介していきますね。
へ〜んしん!! 〜そなたバーディ・ラッシュ〜の作品データ
【作品概要】
タイトルからも分かるとおりゴルフを題材にした漫画です。
が…。
実際にはおっとりしたお人好しの巨乳娘、ツンデレでメガネの貧乳娘、強気で男勝りの隠れ巨乳、変態でドSなお嬢様たちが織りなすコメディエッチ漫画。
一応ゴルフもやってますけどね。
【作品データ】
作品名 | へ〜んしん!! 〜そなたバーディ・ラッシュ〜 |
作者 | 水無月すう |
連載誌 | 月刊ヤングジャンプ(集英社) |
連載期間 | 2008年(平成20年)~2010年(平成22年) |
単行本 | 全5巻 |
電子書籍 | あり |
へ〜んしん!! 〜そなたバーディ・ラッシュ〜のストーリー
それでは、「へ〜んしん!! 〜そなたバーディ・ラッシュ〜」のストーリーから簡単に紹介します。
本作は「そらのおとしもの」で有名な水無月すう先生のお色気コメディ漫画。
いやぁ、この先生の描く女性キャラは、可愛くて柔らかそうで良いですね~。
本作も、水無月先生の描く可愛くて柔らかくて気立ての良い天使のような女性プロゴルファーが主人公です。
極度のあがり症で予選落ち常連のプロゴルファー・葉山そなた。
亡くなった両親が残してくれたゴルフ練習場を経営しながら、細々とした生活を送っている彼女の元へ、ある日、謎の男が訪れます。
単衣(ひとえ)服飾興行株式会社の取締役と名乗るその男は、そなたとスポンサー契約を結びたいと申し出るのです。
突然のことに戸惑うそなたでしたが、スポンサー契約を結べば「試合に出られる」という喜びから、その申し出を受けることにしました。
プロゴルフの試合は、出場するだけで最低でも20万円程度の費用が掛かるそうです。
万年予選落ちのそなたのような選手では、それらの費用を工面するのも大変なのですね。
ただし、そのスポンサー契約には「ある条件」が付いていました。
1つは、来週行われるチャリティーゴルフ大会で優勝すること。
もう1つは、単衣服飾興行㈱が提供する「ゴルフウエア」を着てプレイすること。
それでも「試合に出たい!」という強い想いが勝った彼女は、その条件も受け入れます。
しかし試合当日、そなたに用意されたゴルフウエアは、大胆でエッチな「コスプレ衣装」だったのです…。
というプロローグから、本作「へ〜んしん!! 〜そなたバーディ・ラッシュ〜」は始まります。
この後、ツンデレでメガネの貧乳娘の協力を得て、強気で男勝りの隠れ巨乳のプロゴルファーを倒し、変態でドSなお嬢様と対決し、そなたがゴルファーとして成長していく姿が描かれていきます。
基本は変態下ネタギャグを含めたコメディー調でストーリーが進行。
そこにちょっとシリアスな展開が挟まれたり、兄弟の絆が描かれたりして、最後はラブストーリーでエンディングを迎えるという構成になっています。
ゴルフもやってるんですけど、まぁそこはあまり重要ではなくて、これが仮に「テニス」でも「卓球」でも「格闘技」でもストーリーは成り立ちます。
ですから、ゴルフ漫画としては見ない方がいいでしょうね。
本作の一番の見所は、もちろん、可愛らしい女性キャラたちのエッチシーンの競演にあります。
へ〜んしん!! 〜そなたバーディ・ラッシュ〜のおすすめポイント
さて、本作に登場する主要な女性キャラは全部で4人います。
このうちの2人が「お色気担当」で、他の2人は「プチお色気担当」と「ギャグお色気担当」。
ここでは、これら4人の女性キャラのおすすめエッチポイントを紹介していきます。
お色気担当①(葉山そなた)
本作の主人公・葉山そなたちゃんは、驚異の「108㎝」のバストを持つ爆乳プロゴルファー。
とても気立ての良い娘さんで…。
- おっとり
- 天然
- 清楚
- 純粋
- 優しい
- お人好し
- 恥ずかしがり屋
- 頑張り屋
という性格に加えて、黒髪・ロングで可愛くて母性溢れるうえに爆乳という、まさに男にとって「天使」のような女性と言えます。
そんな天使のような彼女が、大胆なコスプレ衣装でゴルフをし…。
こんなことも頑張っちゃうところに、この漫画の魅力は凝縮されています。
(©水無月すう/へ〜んしん!! 〜そなたバーディ・ラッシュ〜 第2巻)
紆余曲折をへてゴルファーとしての才能を開花させ、最後はハッピーエンド♪
ちょっとだけストーリーのネタバレをすると、前述した単衣服飾興行㈱の取締役とそなたちゃんの関係も見所です。
でもやっぱり、この娘さんの触りたくなる柔らかそうなカラダが一番の魅力です。
お色気担当②(佐野由美)
続いて登場する2人目のお色気担当キャラは、単衣服飾興行㈱の秘書を務める「佐野由美」ちゃん。
ツンデレでメガネのツルペタ娘として描かれている彼女は、わたしの一番の「お気に入りキャラ」です。(ツルかどうかは知りませんけどね)
いや、ホントは「爆乳 > 貧乳」で、胸が大きい女の子の方が好きなんですけど…。
なんで漫画に登場する「ツンデレ娘」って、死ぬほど可愛いんでしょうね?
しかもツンデレの女の子って「貧乳」キャラが多いのも特徴で、貧乳であることのコンプレックスを巨乳キャラとの対比でイジられる姿が、また可愛いという…。
本作の由美ちゃんもそんな愛すべきキャラとして描かれており、エッチなシーンも結構多い「お色気担当」のツンデレ娘です。
(©水無月すう/へ〜んしん!! 〜そなたバーディ・ラッシュ〜 第2巻)
ちなみに、本作のラストで描かれるラブストーリーは、実はこの由美ちゃんのラブストーリー。
ですから、由美ちゃんは本作の準ヒロインと言っていいでしょう。
プチお色気担当(瀬道鷹)
強気で男勝りの隠れ巨乳(B:88㎝)の瀬道鷹(せどう たか)ちゃんは、そなたちゃんの最初のライバルとして登場する一流の女子プロゴルファーです。
最初こそ、そなたのことをバカにしていた鷹ちゃんですが、一緒にラウンドして彼女の実力を認め、その後は良き友人、良きライバルとしてそなたと接することになります。
この鷹ちゃんも、ある意味「ツンデレ」ではあるのですが、作中で由美ちゃんほどの扱いをされておらず、お色気シーンもそれほど多くないため「プチお色気担当」としています。
基本的にスラックス姿が多い彼女は、必然的にお色気シーンも少なくなってしまうのですね。
ギャグお色気担当(円宗寺 天華)
最後に登場するのは、本作の「ギャグお色気担当」の円宗寺天華(えんそうじ てんげ)お嬢様。
前述した鷹ちゃんの次に、そなたちゃんのライバルとして登場します。(ゴルフのライバルです)
お嬢様なので、常に「黒光(くろみつ)」という変態執事が側におり、この黒光と一緒に本作の下ネタギャグを担っています。
※ というよりも、ほとんど黒光ひとりが下ネタ担当なのですが…
登場時はもうちょっと重要なキャラになるかな?と思えた天華お嬢さまでしたが、最終的にギャグ担当のドSお嬢様で終わってしまいました。
ただ天華ちゃん自身のお色気シーンは多くないものの、エッチなシーンを演出する側として活躍。
つまり、彼女の策略でそなたちゃんや由美ちゃんがエッチなことに巻き込まれるというパターンですね。
その点では、本作の重要なキャラクターと言えるのかもしれません。
ということで、水無月すう先生作「へ〜んしん!! 〜そなたバーディ・ラッシュ〜」のおすすめポイントを女性キャラ中心に紹介しました。
本作のコンセプトは、可愛くて爆乳のヒロインが「コスプレ衣装」を着てゴルフをするという点にあります。
しかし、次第にシリアスな「人間ドラマ」も描かれるようになり、ラストはちょっと駆け足な感じで終了(打ち切り?)してしまいます。
ですから、もっと過激に「エッチ」と「下ネタ」を重視したコメディで描いた方が長続きしたのではないかと思っています。
※ 掲載誌の「月刊ヤングジャンプ」の休刊とともに本作も終了したので、大人の事情もあったのだと思いますが。
ですから、ストーリーを読むというより女性キャラを愛でることに重点を置いて読んでもらったら十分満足できる作品となっています。
まぁ、水無月先生が描く可愛すぎる女性キャラたちの、可愛すぎるエッチなシーンがもっとたくさん見たかったな~というのが、本音なんですけどね。
そんな本作「へ〜んしん!! 〜そなたバーディ・ラッシュ〜」興味のある方は、わたしがふだん利用している電子書籍通販サイト「ebookjapan」で試し読みしてくださいね。