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不朽の名作SF漫画!【AKIRA/大友克洋】当時としては画期的な手法で描かれた色褪せない傑作!

名作マンガ(昭和)

こんにちは。

さて、以前に掲載した漫画全巻ドットコムの記事で、

わたしのオススメする「イッキ読みしたいマンガ」としてこちらの作品を掲載しました。

 

『AKIRA(アキラ)』

 

世界的にも有名な作品ですし、こういった作品には熱烈な信者的ファンがいるので、

取り上げようかどうしようか迷ったのですが…。

何でも、新しくアニメとして映像化されることが最近発表されたらしく、

その時流に乗って取り上げることにしました。

 

今も私の実家の本棚に全巻揃っておさめられている名作『AKIRA』。

ご存知ない方は、今回の記事でその魅力に触れていただければ幸いです。

 

AKIRAの作品データ

大友克洋先生が描く『AKIRA(アキラ)』は、

緻密な描写と深いストーリーで読ませるSF漫画の名作です。

 

漫画よりもアニメ(映画)の方で観た!という方の方が多いかもしれませんね。

ただ今回は、アニメ(映画)ではなくあくまでも「漫画」の内容として紹介していきます。

 

原作である漫画と劇場版であるアニメ(1988年公開)には結構違いがあるので、

映画を観た方でも楽しめる内容となっていますよ。

 

発表から40年近くたった今でも色褪せない名作をご堪能ください。

 

【作品概要】

近未来。

世界大戦の勃発により荒廃した東京は、「ネオ東京」へと姿を変える。

繁栄するネオ東京。

しかしその裏では、軍による秘密裏の計画が進められていた…。

 

本作は、そんな近未来の東京で暮らす2人の少年の、

数奇な運命を描いたSF漫画です。

 

【作品データ】

作品名AKIRA(アキラ)
作者大友克洋
連載誌週刊ヤングマガジン(講談社)
連載期間1982年(昭和57年)~1990年(平成2年)
単行本全6巻
電子書籍なし(紙版のみ)

 

AKIRAのストーリー&登場人物

それでは本作「AKIRA」のストーリーと主要な登場人物を紹介していきます。

ただ、以前に紹介した「漂流教室」と同じく、

この作品もストーリーで読ませる作り込まれた作品です。

そのため物語の内容をあらかた紹介してしまうと、

このあと漫画を読む楽しみがなくなってしまいます。

そこで、ごくカンタンに序盤の内容と登場人物などを紹介するに止めさせてください。

 

物語の舞台は、2019年の日本(主に東京)。

1982年。

関東地方で新型爆弾が爆発し東京は崩壊。

その後、第三次世界大戦が勃発するという設定になっています。

 

荒廃した東京は「ネオ東京」として再建され表向き繁栄しますが、

裏では反政府組織やデモ隊などが軍や警察と衝突する状態が続いていました。

そんなネオ東京で暮らす主人公の少年・金田正太郎(かねだ しょうたろう)

親友の島 鉄雄(しま てつお)は、他の仲間とともにバイクで旧市街に向かっていました。

 

暴走族のリーダーである金田はケンカも強くバイクの腕も確かで

仲間たちから信頼されているリーダー。

(©大友克洋/AKIRA)

 

対して、もう一人の主人公である鉄雄は、

金田の親友ではあるもののおとなしくちょっと気弱な性格。

心の中では、何でも自分より優れている金田に劣等感を抱いている少年として描かれています。

 

そんな彼らが、旧市街へ向かってバイクを走らせていると…。

少年(と思われる)人影が道の真ん中に浮かび上がり、

避けきれなかった鉄雄が事故を起こしてしまいます。

路上に突然現れた人影は「タカシ」という少年風の白髪の人間で、

これまた突然現れた軍の研究機関によって「タカシ」と負傷した鉄雄は連れ去られてしまうのでした。

(©大友克洋/AKIRA)

 

その後、金田たちは連れ去られた鉄雄を助けるべく行動しますが、

途中で反政府ゲリラと軍隊との「タカシ」争奪戦に巻き込まれてしまいます。

一方、負傷した傷が癒えた鉄雄は、連れ去られた軍隊から自分で戻ってきました。

(©大友克洋/AKIRA)

 

ところが…。

戻ってきた鉄雄は、見た目こそ以前の鉄雄でしたが、

今までのようなおとなしく気の弱い少年ではなくなっていたのです。

まるで人が変わってしまったかのように金田に反抗し、

自分の力を見せつけようとする鉄雄。

 

果たして。

軍隊に連れ去られた鉄雄に何があったのか…?

反政府ゲリラや軍隊が「タカシ」を狙う理由とは…?

そして、金田が巻き込まれる運命とは…?

そしてそして、ストーリーの重要な鍵を握る「AKIRA」とは…?

(©大友克洋/AKIRA)

 

このような感じでストーリーは続いていきます。

上記で紹介したのは第1巻の途中までの概要。

このあと第6巻までストーリーは続きますので、

多くの重要なキャラクターが登場し、

多くの戦いが描かれ、

多くの謎が解明されることになります。

 

まぁWikipediaとか他のサイトで完全にネタバレしちゃってるので、

全部書いてもイイんですけどね…。

 

AKIRAのおすすめポイント(SFアクション大作)

さて、では簡単にストーリーを紹介したところで、

本作『AKIRA』のおすすめポイントを紹介していきます。

 

これは私見ですが、

「どんな内容でも、漫画は面白ければOK」

だと思っています。

 

読んでいて(読み終わったあとで)「あ~この漫画面白いな~」と思えれば、

その漫画はあなたにとっての名作。

純粋にワクワク・ドキドキしたり、

感動したり笑ったり、

ちょっとエッチなシーンで興奮したり、

主人公やヒロインに憧れたりして大いに楽しむ…。

漫画とは、そういう存在でイイと思っています。

小説や教育書のように、読み手に考えさせたり問題提起したりする必要は、

漫画にはありません。

 

 

で、本作『AKIRA』。

この作品はですねぇ、

ストーリーで読ませる漫画だとしても、

ちょっと難しいんです、内容が。

 

おそらくざっと1回読んだだけでは「?」となって意味が分からない人も多いでしょう。

ラストにしても、読者側に結末を委ねるような終わり方になっているんですね。

なんというか、スッキリした大団円みたいな終わり方じゃないんです。

 

ちょっとネタバレしちゃうと、

「結局、AKIRAって何だったの?」という感想を持つ人が多いと思います。

 

ですから、深いストーリーを楽しみたいという人には向くでしょうが、

もっと気楽に漫画を楽しみたいという人には向かない作品と言えますね。

実はかく言うわたしも、

この漫画のストーリーの面白さに気付いたのは、

大人になって読み返してからなのでした、ハハハッ…。

 

では、本作のどこがおすすめなのかというと、

それは全編つうじての緻密な描写とアクションシーンの多さにあります。

 

単純にSFアクション漫画として本作を捉えた場合でも、十分楽しめる仕上がり。

大友先生の描くこの漫画には、多くのアクションシーンが描かれています。

  • 戦いのシーン
  • 追走劇
  • 逃走劇
  • 爆発シーン
  • 崩壊シーン など

そして、それらのシーンが大友先生独特の緻密な描写と画面構成で描かれているので、

とても迫力のあるアクションシーンとなっているのです。

 

これはぜひ本編で確認してください。

これだけでも一見の価値ありです。

 

また、大友先生の描く「人物描写」も独特のリアル感があって、

特に「おじさん」と「老人」のデッサン力は特筆モノ。

(©大友克洋/AKIRA)

 

今でこそ、こういったリアルで緻密な描写をする漫画家さんや作品も多いですが、

それらは大友先生の影響によるものが大きいと言われているほど。

当時(1980年代)としては、大友先生のような漫画の描き方は「画期的」だったそうですよ。

ペンタッチに頼らない均一な線による緻密な描き込み、複雑なパースを持つ画面構成などそれまでの日本の漫画にはなかった作風で、80年代以降の漫画界に大きな影響を与えた。

(Wikipediaより)

 

 

と、ここまで述べてきたように、

本作『AKIRA』の魅力は、まずストーリーで読ませる作品である

という点が挙げられ、これは好き嫌いが分かれるだろうと思います。

そして本作の最大のイチ押しポイントは、

迫力あるアクションシーンとそれを可能にしている緻密でリアルな描写・画面構成

これは、当時の漫画としては大友先生以外には描き得なかった表現方法だと言っても過言ではありません。

これだけでも、本作が漫画史に名を残す資格があると言えるのですが…。

さらにストーリーも楽しめちゃえば、

もうあなたにとって「不朽の名作」になっちゃいますね。

 

後の漫画家やエンターテイメント作品に大きな影響を与えたと言われる『AKIRA』。

その謎を、金田や鉄雄と一緒にあなたが解き明かしてくださいね。

(©大友克洋/AKIRA)

 

 

さて今回紹介した「AKIRA」は、残念ながら電子書籍化されていません。

もしこの記事を読んで「AKIRA」に興味を持たれた方には、

わたしがふだん利用している漫画通販サイト「漫画全巻ドットコム」をおすすめします。

紙のコミックスを全巻まとめて入手することができますよ。

 

漫画を買うなら漫画全巻ドットコム!

 

「漫画全巻ドットコム」については下の記事でも紹介しています。

こちらもあわせて参考にしてください。

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