今回取り上げる作品は、
わたしの大好きな漫画家さん
中田ゆみ先生の「猛獣性少年少女」。
みなさんも「この人の描くキャラが好き！」
っていう漫画家さんがいると思うんですけど。
わたし的に、エロかわいい女の子を描かせたら
No.1の漫画家さんが中田ゆみ先生。
今回の記事では、中田先生の描く
「肉食系エロかわJK」が登場する
「猛獣性少年少女」のおすすめポイントを
紹介していきます。
現在絶賛連載中の「思春期ちゃんのしつけかた」
の元になった作品だと思われますので、
ぜひ最後までお付き合いください。
猛獣性少年少女の作品データ
【作品概要】
草食系男子の宇佐美亨（うさみ とおる）と
肉食系女子３人が繰り広げる
ハーレムエロコメ漫画。
- 黒ヒョウの性質をもつ綾部玲里（あやべ れり）
- フクロウの性質をもつ江田島天乃（えだじま あまの）
- 狼の性質をもつ伊勢崎 蘭花（いせさき らんか）
草食動物（うさぎ）の性質をもつ亨くんは、
彼女たちに「食べられちゃう」のか！？
【作品データ】
| 作品名 | 猛獣性少年少女 |
| 作者 | 中田ゆみ |
| 連載誌 | チャンピオンRED（秋田書店） |
| 連載期間 | 2016年（平成28年）～2018年（平成30年） |
| 単行本 | 全３巻 |
| 電子書籍 | あり |
猛獣性少年少女のおすすめポイント①（やっぱり中田ゆみはエロくてかわいい！）
え～っとですね。
ぶっちゃけると、本作「猛獣性少年少女」は
漫画そのものとしてはさほど面白くありません。
作品概要にも書いたとおり、
草食系の男子高校生が肉食系のJKに迫られる
学園エロコメ漫画なので。
それ以外に言いようがないんです。
主要な登場人物は、
これも上に書いたとおり次の４人。
- ウサギの性質をもつ宇佐美亨（うさみ とおる・草食♂）
- 黒ヒョウの性質をもつ綾部玲里（あやべ れり・肉食♀）
- フクロウの性質をもつ江田島天乃（えだじま あまの・肉食♀）
- 狼の性質をもつ伊勢崎 蘭花（いせさき らんか・肉食♀）
このうち亨くんと玲里ちゃんはつき合っていて、
そこに幼なじみの天乃ちゃんがちょっかいを出し、
途中から登場する蘭花ちゃんも
亨くんに惹かれていくという関係になります。
いわゆるハーレム型のエロコメ漫画ですね。
基本は１話完結で、
各話ごとにそれぞれの女の子とのエロコメ模様が
描かれる形になっています。
ホントによくある設定＆ストーリーのため
漫画としての面白さに特筆すべき点はないんです。
なお、黒ヒョウとか狼とかの性質は
「そういう設定になっている」
と思って読んでください。
なぜそんな性質を持っているのか？
など詳しい説明がないので「そういうもんか」
くらいに捉えてくださいね。
でも。
そこは、やっぱり「中田ゆみ」。
エロいです。
かわいいです。
エロかわいいです。
ストーリーなんか抜きにして、
エロかわいい中田キャラを愛でるだけでも
読む価値がある。
この漫画は「そういう作品だ！」
と思って読んでもらったらイイでしょう。
というわけでここからは、
中田キャラを愛でながら
本作を楽しむおすすめポイント
を紹介していきます。
中田先生の漫画（キャラ）の特長は
大きく分けると２つあって、
ひとつ目はキャラそのものの可愛さ。
女性の身体を描くのもお上手なんですが、
それ以上にソソる表情を描くのが
メチャメチャ上手い。
秀逸なのが、
照れている（恥ずかしがっている）表情と
拗ねている（怒っている）表情。
ツンデレ娘が「ぼっ！」、
「かあぁ～」と赤くなる表情⤵や。
（©中田ゆみ／猛獣性少年少女）
大人しい女の子が「ムッ」としたり
「プンッ！」としたりする表情⤵は、
非常にソソられます。
（©中田ゆみ／猛獣性少年少女）
さらに、ヒロインに必ず猫目（つり目）のキャラ
＆ツンデレキャラがいるのも大きな特長。
中田先生の猫目キャラ＆ツンデレキャラは、
もうそれだけで可愛いです。
ふたつ目の特長は、
男心をくすぐるシチュエーションが多い
ということ。
「中田先生ってホントは男じゃね～の？」
っていうくらい、男心を分かってらっしゃる。
例えば、こんなの⤵とか。
（©中田ゆみ／猛獣性少年少女）
説明しますと、これは主人公の亨くんと
妹の千佳ちゃんのひとコマ。
姉と妹との３人暮らしをしている亨くん。
その亨くんを朝起こしに来た千佳ちゃんが、
お兄ちゃんが寝ている姿をみて自分も眠たくなり、
そのまま一緒に寝てしまうという…。
そして、その場面を彼女の玲里ちゃんに
目撃されちゃうわけですね。
前提として、
妹がロリかわいい＆お兄ちゃんが大好き
というのはあるんですが。
うらやましくないですか？
わたし、メチャメチャうらやましいです。
こういうシチュエーション、憧れます。
さらにですね、
この状態に嫉妬した玲里ちゃんが妹を押しのけて
自分が添い寝しちゃうという。
しかもハダカで。（⤵）
（©中田ゆみ／猛獣性少年少女）
もう神か！？
中田ゆみ！
こういうシチュエーションって、
男なら簡単に妄想できると思うんですけど。
女性でもそうなんですかね？
どういうシチュエーションにすれば
男性読者が悦ぶのか？
そのツボを心得ているとしか思えませんよ。
やっぱりホントは男なんじゃね～の？
中田センセ。
加えて、
こんなシチュエーション⤵も多いんですよ。
（©中田ゆみ／猛獣性少年少女）
女性の胸に埋もれる。
メインヒロインの玲里ちゃんが
爆乳かつ肉食系なので、
亨くんを独占するために
抱き寄せることが多いんです。
これも男は大好きですよね～。
おっぱいが嫌いな男なんていないですし、
基本的にマザコンですからね、男は。
女性が抱き寄せて胸に埋もれるシーンが多いのは、
この作品の一番の特長かもしれません。
この他にも男心をくすぐるシチュエーションが
たくさん用意されていて、
これだけでも「上手いなぁ」
と感心してしまいます。
ただひとつ残念なのは、
３巻で終了（たぶん打ち切り）
になってしまったこと。
最後のほうで、肉食系の新キャラJKっぽいのが
ちょろっと登場して、
さらにハーレムエロコメに拍車がかかるのか！？
というところで終わってるんですね。
連載漫画の宿命とはいえ、
きちんと完結せずに終わってしまうのは
悲しいですよね～。
ちなみに、本作にエロいシーンは多いんですが
カラミシーンはありません。
ただ後半に行けば行くほど
エロさが増しているので、
おそらくもっと続けば
カラミシーンも描かれただろうと思います。
それだけに、３巻での打ち切りは
残念としか言いようがありません。
なお、中田先生がいま絶賛連載中の
「思春期ちゃんのしつけかた」も、
本作に似たエロコメ作品です。
もし本作を読んで気に入った方は、
「思春期ちゃんのしつけかた」もあわせて
チェックしてくださいね。
本作同様、エロかわいいJKが満載ですよ。
猛獣性少年少女のおすすめポイント②（エロかわいいJK３人娘）
では最後に、「猛獣性少年少女」に登場する
女性キャラ３名を簡単に紹介して
終わりたいと思います。
綾部玲里（あやべ れり）
本作のメインヒロイン。
猫目で黒髪ロングの爆乳ちゃんです。
（亨くんよりも背が高い）
性格的にはこんな感じ。
- 寡黙
- 表情が乏しい
- 少々ツンデレ
- 嫉妬深い
- 独占欲が強い
- 負けず嫌い
- よく発情する
そして、肉食系です。
タイプで言うと
「ダンまち」のアイズみたいな感じですかね。
アイズをもっと爆乳にしてツンデレにして
肉食系にしてエロくした感じ。
（アイズも十分エロいですけど）
でも一途で優しく彼氏想い、
とてもソソられるイイ女ですよ。
（©中田ゆみ／猛獣性少年少女）
江田島天乃（えだじま あまの）
亨くんと玲里ちゃんの幼なじみ。
生徒会長をしている校内の人気者です。
亨くんと玲里ちゃんが付き合っているのを
知っていながら、ちょっかいを出してくる
「小悪魔系」女子でもあります。
おそらく亨くんに好意を持っている
と思われますが、その本心を見せないのも
「小悪魔系」たる所以。
肉食系＆小悪魔系なので、
こういうのが一番やっかいな存在ですね～。
（メッチャかわいいけど）
（©中田ゆみ／猛獣性少年少女）
伊勢崎 蘭花（いせさき らんか）
運動神経抜群で狼の性質をもつ蘭花ちゃん。
見た目はギャルですが中身は純情という、
これまた中田作品に多く見られるキャラ設定
となっています。
極度のニオイフェチで
亨くんのニオイを嗅いでは発情しまくっている、
どうしようもなくカワユイ狼ちゃん。
明るく陽気な性格ですが
恋愛に関してはツンデレのようで、
そのギャップも楽しんでくださいね。
（©中田ゆみ／猛獣性少年少女）
ということで今回は、
中田ゆみ先生の「猛獣性少年少女」
のおすすめポイントを紹介しました。
「おくさまが生徒会長！」
という代表作があるので
中田先生をご存知の方も多いと思いますが、
実は、けっこう多作な漫画家さんです。
基本的には「エロコメ」の漫画家さんですから
作風がパターン化しているのは否めません。
でも、それを補って余りある「エロかわ描写」
が中田先生の持ち味。
じっくりと読みこむ作品ではなく、
楽しく気軽に読める作品が多いので、
ラブコメ好きの方も。
エロ好きの方も。
両方好きな方も。
多くの方々に
中田作品を楽しんでいただければ幸いです。
なお、本作「猛獣性少年少女」は
電子書籍化されておらず
紙のコミックスでしか読めません。
【2023.4.28 追記】
「猛獣性少年少女」が
めでたく電子書籍化されました。
現在、1巻と2巻が発売中で
既刊の紙版コミックスを
2冊に分けて配信しています。
5月に第3巻も発売されるそうなので、
「猛獣性少年少女」を読みたい方は
『DMMブックス』でチェックしてください♪
