今回は久々に、昭和を代表する
お色気マンガを紹介します。
「いけない!ルナ先生」。
以前に「1+2=パラダイス」でご登場いただいた
上村純子先生の作品ですね。
年代的には「1+2=パラダイス」の前の作品で
上村先生の最初のヒット作になります。
今回の記事では、この「いけない!ルナ先生」の
あらすじや見どころをご紹介。
古き良き昭和時代の名作少年エッチ漫画を
お楽しみください。
いけない!ルナ先生の作品データ
【作品概要】
父親と二人暮らしの中学生・神谷 わたると
彼の家に下宿することになったJD・葉月 ルナ。
勉強も運動も苦手な怠け者のわたるを、
ルナ先生がエッチな個人授業で更正?させていく
昭和を代表するお色気マンガの傑作です。
ただし、ラブコメ(エロコメ)じゃありません。
わたるくんとルナ先生の恋愛描写はないので
純粋なお色気メインの作品です。
【作品データ】
作品名 | いけない!ルナ先生 |
作者 | 上村純子 |
連載誌 | 月刊少年マガジン(講談社) |
連載期間 | 1986年(昭和61年)~1988年(昭和63年) |
単行本 | 全5巻 |
電子書籍 | あり |
いけない!ルナ先生のあらすじ
それでは本作「いけない!ルナ先生」の
あらすじから紹介していきます。
母を亡くし、父親と二人で暮らしている中学生
神谷 わたる。
(©上村純子/いけない!ルナ先生)
とつぜん海外に転勤することになった父親は、
わたるの面倒をみてくれる人を
下宿させることにしました。
それが女子大の教育学部に通う葉月 ルナ。
(©上村純子/いけない!ルナ先生)
近くにある塾で講師のバイトをしているルナさん。
勉強が大嫌いなわたるくんは、半ば無理やり
ルナの働く学習塾に入れられてしまいます。
真面目で母性本能あふれるルナさんは、
「わたしがちゃんとわたるの面倒をみなきゃ!」
と母親のいないわたるくんに対して、
ナニからナニまで面倒みてあげることを
誓うのでした。
こうして、わたるくんとルナ先生の
「個人授業」が開始されます。
こんなプロローグで始まる本作は、
すべて1話完結のエピソードで描かれています。
登場するキャラクターも
ほぼ、わたるくんとルナ先生のみ。
毎回、わたるくんがしょい込んでくる
問題やトラブルを、
ルナ先生が体を張って解決する
という流れで物語は進行します。
具体的にはこんな感じ。
勉強が全くできないわたるくん。
中学生なのに、分数の足し算もできません。
(©上村純子/いけない!ルナ先生)
真面目なルナ先生は、それを心底しんぱいします。
「わたしが何とかしなきゃ!」
(©上村純子/いけない!ルナ先生)
わたるくんはエッチなことに興味津々の中学生。
「この方法ならイケるかも…」。
(©上村純子/いけない!ルナ先生)
第一問は正解。
次は、第二問。
(©上村純子/いけない!ルナ先生)
こうして、ルナ先生の個人授業により
めでたく分数の計算ができるようになりました、
とさ。
(©上村純子/いけない!ルナ先生)
と、こんな感じで
ほぼ全てのエピソードが進行します。
だから、すごく分かりやすいマンガなんですね。
- エピソードのパターンが決まっている
- メインの登場人物は2人だけ
こうした点が世の少年たちに受けて、
大ヒット作になったのでしょう。
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
「イヤイヤ。」
「それだけじゃないでしょ?」
「それじゃ水戸黄門と一緒じゃん?」
「あんた、大事なとこ、端折ってるよね?」
…ハイ。
大事なとこ、端折りました。
このマンガの大ヒットの要因は、下の2つ…
- エピソードのパターンが決まっている
- メインの登場人物は2人だけ
だけじゃありません。
もうひとつ。
- ルナ先生の過激なお色気シーン
も、本作の大ヒットの要因。
ていうか、それが一番の要因ですよね。
なので最後に、かわいいルナ先生の
過激なお色気シーンを紹介して
終わりたいと思います。
引っぱっちゃってスミマセンね。
いけない!ルナ先生の見どころ
では最後に、「いけない!ルナ先生」の
最大の見どころを紹介して終わります。
今回レビューを書くにあたって、
ひっさびさに読み返してみたんですけど。
コレ、いま読んでも
けっこう過激なお色気マンガですね。
もちろん本番シーンとかは無いんですが、
少年たちの股間を刺激するには十分な内容。
おっぱいポロリは毎回あるし、
揉んだり吸ったりつまんだり。
エッチシーンのシチュエーションとかも、
お色気コメディっぽくて好感が持てます。
例えば、上で掲載したコレ⤵。
(©上村純子/いけない!ルナ先生)
問題の答えが「下乳」部分に書かれてて、
それをわたるくんに
見つけさせるシチュエーション。
(©上村純子/いけない!ルナ先生)
で、勢いあまってカワイイ乳首ちゃんもポロリ。
※ 乳首は自主規制で消してます。(以下、同)
(©上村純子/いけない!ルナ先生)
挙句の果てには、
こんなとこにも答えが書いてあるという。
(©上村純子/いけない!ルナ先生)
こういうおバカなシチュエーションが多いんで
読んでて楽しいです。
エッチなことをされたときの
ルナ先生の表情もかわいくてイイ。
(©上村純子/いけない!ルナ先生)
ルナ先生は女子大生のわりに
ウブで真面目で母性あふれる女性。
毎回、自分からエッチなことを持ちかけるくせに
いざエッチなことをされちゃうと
ものすごく恥ずかしがっちゃう。
「恥ずかしい…」
「でもわたるのためだから…」
と健気に体を張るルナ先生の性格も
このマンガの大きな魅力と言えます。
(©上村純子/いけない!ルナ先生)
ちなみに上の図は、わたるくんに
赤ちゃんのお世話の仕方を教えるエピソード。
赤ちゃんのお世話の仕方を教えるのに
おっぱい吸わせる必要があるのか?
なんて考えないでください。
こういうおバカな展開が、
本作の持ち味なんですから⤵。
(©上村純子/いけない!ルナ先生)
こんな感じで、わたるくんとルナ先生の
エッチな個人レッスンが
全編にわたって繰り広げられます。
1話のエピソードのうち、
3/4はエッチなシーンで占められているので
ルナ先生のかわいいお色気シーンが
存分に楽しめるでしょう。
ということで今回は、昭和の名作少年エッチ漫画
「いけない!ルナ先生」を紹介しました。
とても分かりやすい構成で描かれている
お色気メインの本作は、
ギリギリ「青少年保護育成条例」に
引っ掛からなかった時代の作品。
※ 連載終了後に引っ掛かっちゃたみたいですけど。
だから、エッチなシーンもかなり「濃厚」。
青少年保護育成条例のターゲットにされちゃった
次作の「1+2=パラダイス」よりも過激ですね。
いま読んでも十分楽しめる作品なので、
昭和に描かれた傑作お色気マンガを
令和の世に楽しんでください。
そんな「いけない!ルナ先生」は
電子書籍化されています。
わたしがふだん利用している電子書籍通販サイト
「ebookjapan」なら無料で試し読みが可能。
「いけない!ルナ先生」を読んでみたい!
という方は、
ebookjapan公式サイトでチェックしてください。
また、本作の前に描かれた上村先生のデビュー作
「あぶない!ルナ先生」という作品も
電子書籍化されています。
こちらは全1巻の短編ですが、
基本的なコンセプトは本作とほぼ同じ。
ebookjapanで試し読みができます。