当サイトは
アフィリエイト広告を利用しています

【娘の友達】とかいうエロくもねー面白くもねーマンガを読んだのでその感想

面白くないマンガ

以前にちょっと読んでたんですけどね。

 

でもあまりにも面白くないんで、

途中で読むのを止めちゃった「娘の友達」という

マンガが完結したらしく、

このたび改めて読んでみました。

 

で、やっぱり面白くなかったんで、

今回はその感想をツラツラっと書いていきます。

 

興味のある方は、最後までおつきあいください。

 

娘の友達の作品データ

【作品概要】

男やもめのおじさんとJKの恋愛を描いた作品。

 

ひょんなことから知り合った

中年サラリーマンと女子高生。

 

お互いに家庭の問題を抱えていた二人は、

しだいに惹かれあい恋に落ちていく。

 

相手の女子高生が、娘の友達だと知りながら、

相手の男性が、友達の父親だと分かっていながら、

止められない恋心。

 

家族の理解も周りの理解も得られない状況で、

二人の禁断の恋は続いていく。

 

果たして、おじさんとJKの恋の行方は?

 

【作品データ】

作品名 娘の友達
作者 萩原あさ美
連載誌 コミックDAYS(講談社)
連載期間 2019年(平成31年)~2020年(令和2年)
単行本 全7巻
電子書籍 あり

 

娘の友達の内容

では本作「娘の友達」の内容から、

簡単に紹介します。

 

あらすじは、上の【作品概要】に書いたとおり。

 

サラリーマンのおじさんと、その娘の友達との

恋愛が中心に描かれています。

 

そんな本作のメインキャラは、次の4人。

 

  1. 父親 … 妻に先立たれたサラリーマン
  2. 父親の娘 … JK
  3. 娘の友達 … 娘と同じ学校に通うJK
  4. 娘の友達の母親 … 夫とは別居か?

 

4人の関係性はこんな感じですね。

漫画・娘の友達の主要キャラ四人の相関図

 

ストーリーとしては、

父親と娘の友達とのラブストーリーが基本軸。

 

そこに、父親と娘の葛藤、

娘の友達と母親との確執、

なんかが絡んでくる展開となります。

 

なので、最終的な見どころも3つ。

  1. 父親と娘の友達の恋愛がどうなるのか?
  2. 父親と娘の関係がどうなるのか?
  3. 娘の友達と母親の関係がどうなるのか?

 

なんですけどねぇ…。

まぁなんと言うか。

 

けっきょく作者は

この漫画でナニを描きたかったのか?

 

まったく分かりません。

 

わたし、絵は描けないので

漫画家さんにはなれませんが、

 

この程度のストーリーでマンガになるんだったら

たぶんわたしでも、原作者になれちゃいますね。

 

そんな感じのマンガです。

 

要は、クソつまんね~ってこと。

 

なんでこんなマンガが話題になったり

人気になったりするんでしょ?

 

次からその面白くなかった理由を述べていきます。

 

娘の友達が面白くなかった理由①(エロくね~し)

まずわたしがこのマンガを読もうと思った

きっかけからお話ししますね。

 

こんなブログを書いてて、

こんなこと言うのアレなんですけど。

 

わたし、マンガを選ぶときは、

他人のレビューとか口コミとか見ないんですよ。

 

自分の感性と直感で選びます。

コレ、面白そうだな。

コレ、絵が好きだな。

コレ、あの人が描いてんのか。

 

で、本作を読もうと思ったのは

コレ、エロそうだな。

とピーンときたから。

 

だってまずタイトルが「娘の友達」でしょ?

 

さらにコミックスの表紙がこんな感じなんですよ。

 

あ、コレ、

おじさんとこの女の子(表紙の娘)との

エロいラブストーリーだ

って思いません?

 

わたしは、思いました。

で、読みました。

 

イヤ。

ひっさびさに、大ハズレ。

 

多少はエロい場面もあるんですけど、

ここまでエロくないとは思わなかった。

 

オレ、釣られたんだ…。

 

コレが率直な感想です。

 

エロい漫画だと思って読んだら

まったくエロくなかったという失望感。

 

男性のあなたなら、解ってくれますよね。

 

娘の友達が面白くなかった理由②(そんなにキモいか?)

続いては、面白くなかった理由の2つ目。

 

この作品は、父親(たぶん40歳くらい?)

とJKの恋愛を描いてるんですけど。

 

おじさんとJKの恋愛って、キモいですか?

おじさんとJKの恋愛って、ダメなんですか?

おじさんとJKの恋愛って、法律で禁止されてるの?

 

 

主人公の父親と娘の友達が付き合っていることは、

最終的に周りの人たちに知れわたります。

※ 正確には「付き合っている」というより「好き合っている」。

 

で、コレがおかしいと思うんですけど、

 

その事実を知った人たちが全員、

主人公を白い目で見るんですよ。

 

全員が、ですよ。

 

そんなにおじさんとJKが付き合うの

おかしいですか?

 

世間様に顔向けができないほど、

恥ずかしいことですか?

 

わたしなんてこう思いましたよ。

 

「うらやましい」

 

 

そりゃ多くの人は抵抗感を示すかもしれません。

 

でも登場人物の中に一人くらい

2人の理解者がいてもイイと思うんです。

 

わたしがこの漫画をつまらないとコキ下ろしても

ある人にとってはとても面白いかもしれません。

 

そんな感じで、2人を応援するキャラが

登場してもぜんぜんオッケーでしょ。

 

ところが、この漫画の登場人物は全員、

おじさんとJKが付き合うなんてキモい

って思ってる。

 

だから主人公は常に「孤立」。

味方はひとりもいません。

 

会社の同僚も、上司も、後輩も、娘でさえも

みんな敵。

 

主人公の奥さん、死んじゃってるんですよ。

別に不倫してるわけじゃないし。

エンコーしてるわけでもないし。

 

じゃあ、

60歳の男性と20歳の女性が付き合うのは?

男子高校生と友達の母親が付き合うのは?

って話になりますよね。

 

 

主人公の味方になってくれる人が一人もいない

という点は、とても不可解。

 

そしておじさんと女子高生の恋愛をハナから

否定している描き方も、とても不愉快。

 

だったら最初からそんな設定にすんなよ、

って感じです。

 

同じくらいの年代の男として、

まったく共感できない部分でした。

 

 

でもね、

最終的にそれらを乗り越えて、

二人の恋が成就するっていう結末なら

まだ許せたんですよ…。

 

娘の友達が面白くなかった理由③(なんだこの終わり方?)

このマンガが面白くなかった最大の理由は、

「終わり方」。

 

上のほうで書いた、このマンガの3つの見どころ

覚えてますか?

 

  1. 父親と娘の友達の恋愛がどうなるのか?
  2. 父親と娘の関係がどうなるのか?
  3. 娘の友達と母親の関係がどうなるのか?

 

ネタバレしちゃいますけど、

このうち最終的な結論が出たのは3.だけ。

 

娘の友達と母親の関係は「良好」になって

終わります。

 

そのほかの2つは…。

 

ホントちゅ~とハンパな終わり方。

 

特に本作の軸である

父親と娘の友達とのラブストーリーは、

 

あとはみなさんの想像にお任せします

 

っていう終わり方なんですね。

 

くっついたわけでもなく。

別れたわけでもなく。

後日談が描かれるわけでもなく。

 

ハッキリと結末を描いていないんですよ。

 

 

いっちばん、卑怯な終わり方ですね。

 

ストーリーマンガで一番やっちゃダメなこと。

 

このマンガは、やっちゃってます。

 

これくらいのストーリーだったら

十分わたしでも考えつきますよ

って言った理由はコレ。

 

一番むずかしいラストの終わり方を

テキトーに済ませちゃってる時点で、

作品としての価値がありません。

 

そこそこ話題になってて

人気もあった漫画の終わり方じゃないですよ。

 

ひねりがきいてて上手い!ってわけでもなく

納得できる結末か?と言われるとそうじゃない

「逃げ」の終わり方。

 

 

わたしは、漫画は100%娯楽作品だと思ってます。

文学でも芸術でも教育でもない。

 

読者を楽しませるために描かれるものであって、

読者に問題提起したり、考えさせたりするもの

ではありません。

 

ましてや、ただ作者が描きたいものだけを描く

なんて考え方はもってのほかかと。

 

だから

読んでいる読者を意識して描かれたとは思えない

この漫画の結末は、とうてい納得できません。

 

コレが、本作が面白くなかった最大の理由です。

 

 

ということで、「娘の友達」というマンガの

面白くなかった点をツラツラっと書きました。

 

ま、エロいマンガだと思ったのは

完全にわたしのミスですけど、

 

エロくなくても面白かったら読むんですよ。

ふつうに。

 

今回は、ブログのネタのために

面白くないのを我慢して読みましたが、

普段だったら絶対に手を出さない作品ですね。

 

面白いと思うかは人それぞれ。

とは言え、

 

「娘の友達っていうマンガ、面白かったよ!」

 

というレビューがあれば

どんな風に面白いと感じたのか

ぜひ読んでみたいもんです。

 

個人的に、この「娘の友達」を

おすすめはしませんが、

 

もし興味のある方がいれば

わたしがふだん利用している電子書籍通販サイト

「ebookjapan」で試し読みでもしてください。

 

ebookjapanの公式サイトを見に行く

 

テキストのコピーはできません。