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無料で読もう!【プロレススーパースター列伝/梶原一騎:原田久仁信】

名作マンガ(昭和)

【2022年10月2日 追記】

2022年10月1日、

アントニオ猪木さんが

79歳で永眠されました。

 

ワタシが小学生のころには

すでにスターだった猪木さん。

 

プロレスの魅力は

ぜんぶアナタと馬場さんに

教わりました。

 

 

プロレスだけにとどまらず

多分野にわたる精力的な活動、

お疲れさまでした。

 

そして、ありがとうございました。

 

心よりご冥福をお祈りします。

 

 

以前に紹介したプラレス3四郎の記事でも

ちょっと触れましたが、

わたしが子供のころは本当に人気がありましてね、

プロレス。

 

なんせTVのゴールデンタイムに

プロレス中継を放送していたくらいですから。

 

わたしもプロレスファンの少年だったので、

何度か生のプロレス興行を

見に行ったことがあります。

 

で、初めて見に行った時に

「ジャイアント馬場」さんの

サイン会があったんですよ。

 

でもサインをもらうには

馬場さんの本を買わないといけなくて…。

 

別に欲しくもない本⤵を買って

生の馬場さんにサインしてもらったのは、

懐かしい思い出です。

(Amazonより)

 

「馬場、でけ~な~」。

「顔」。

と思ったのは、今でも憶えています。

 

というわけで、今回紹介する作品は

「プロレススーパースター列伝」。

 

昭和の時代に活躍した名プロレスラーたちが

こぞって登場する名作プロレス漫画です。

 

いまプロレスファンの方も、

当時プロレスファンだった方も、

往年の名プロレスラーの物語をお楽しみください。

 

なお、本作品は全巻無料で読むことができます。

(投稿日現在)

 

読み方については、記事の最後に解説しますね。

 

プロレススーパースター列伝の作品データ

【作品概要】

連載当時、日本で人気のあったプロレスラー

(主に外国人レスラー)を

題材にしたドキュメンタリー漫画。

 

少年時代の懐かしい思い出が詰まった

プロレス漫画の名作です。

 

【作品データ】

作品名 プロレススーパースター列伝
作者 作:梶原一騎、画:原田久仁信
連載誌 週刊少年サンデー(小学館)
連載期間 1980年(昭和55年)~1983年(昭和58年)
単行本 全17巻
電子書籍 あり

 

プロレススーパースター列伝のおすすめポイント(魅力的な名プロレスラー)

それでは早速「プロレススーパースター列伝」の

おすすめポイントを紹介していきます。

 

本作は、当時のプロレスの2大団体だった

  1. 新日本プロレス(以下「新日」で統一)
  2. 全日本プロレス(以下「全日」で統一)

で活躍したプロレスラーの半生が、

ドキュメンタリータッチで描かれている作品です。

 

登場するプロレスラーは全部で14人。

ここではその14名のうち、

わたしが好きだったレスラー11名をピックアップ。

 

それぞれのおすすめポイントを

簡単に紹介していきますね。

 

①アブドーラ・ザ・ブッチャー

一般的には「ヒール」として有名なブッチャー。

 

しかし単なる悪役ではなく、

「実力を伴った」ヒールでもありました。

 

まだいたいけな少年だったわたしは、

ブッチャーが怖かったですね~。

 

だってブッチャーの試合って、

必ず「流血」するんですよ。

おまけに見た目も怖いし。

 

それがかえってブッチャーを

ヒールとして有名にした要因かもしれませんけど、

怖かったです。

 

空手技の「地獄突き」が必殺技でしたね。

(©梶原一騎、原田久仁信/プロレススーパースター列伝)

 

本作では、そんなブッチャーの

謎に包まれた半生などが描かれています。

知られざる彼の素顔は必見・必読です。

 

②スタン・ハンセン

暴走するダンプカー・ハンセンは、

新日・全日両方で活躍したレスラー。

 

後述する「アンドレ・ザ・ジャイアント」、

「ハルク・ホーガン」とともに、

人気のあった外国人レスラーのひとりですね。

 

必殺技は

「ウエスタン・ラリアット(ラリアート)」。

 

単純ながら破壊力抜群のラリアットは、

子供たちの間でも大人気でした。

(©梶原一騎、原田久仁信/プロレススーパースター列伝)

 

本作では、その「ウエスタン・ラリアット」の

誕生秘話も描かれていますよ。

 

③ミル・マスカラス

当時を代表するメキシコ出身の覆面レスラー。

 

多彩なマスク(覆面)を被って現れるため

「千の顔を持つ男」の異名を取ります。

 

プロレスの試合では、

必ず試合ごとに違うマスクを着用。

決して素顔をさらすことはありませんでした。

 

トップロープからの

ダイビング・ボディ・アタックを得意とする

華麗なレスラーでしたね。

(©梶原一騎、原田久仁信/プロレススーパースター列伝)

 

しかし「空中技と言えばマスカラス」

と言われた彼も、

のちに登場する「あるレスラー」に

そのお株を奪われてしまいます。

 

本作で描かれるのは、

マスカラスが人気レスラーになる過程と

ザ・デストロイヤーとの確執など。

 

ちなみに「ドス・カラス」という弟がいて、

彼もプロレスラーです。

 

④&⑤ザ・ファンクス

「ザ・ファンクス」とは、

ドリー・ファンク・Jr(兄)と

テリー・ファンク(弟)の

兄弟レスラーのことを言います。

 

実はわたし、

子供のころの1番好きなプロレスラーが、

この兄弟の弟さんである

「テリー・ファンク」でした。

 

右の禿げたオヤジがお兄さんの

「ドリー・ファンク・Jr」。

左のナイスガイが弟の

「テリー・ファンク」です。

 

当時わたしが通っていた小学校では、

長州力の「サソリ固め」が流行っていたんです。

 

でもわたしは、

一貫してテリー・ファンクの必殺技である

「テキサス・クローバー・ホールド」

を使っていたくらい。

※ 遊びでプロレスごっことかしましたよね。

 

「キン肉マン」に登場する「テリーマン」は、

このテリー・ファンクがモデルになっています。

(©ゆでたまご/キン肉マン)

 

テリー・ファンクは、

1983年に一度引退していまして、

その引退シリーズの興行は

わたしも見に行きましたね~。

 

テリー・ファンクに触りたい!

と思って花道で待ち構えていたら、

周りのお兄さんたちにもみくちゃにされて

けっきょく触れなかった…。

 

これも、小学校時代の懐かしい思い出です。

 

この兄弟のエピソードの見どころは、

プロレスラーである2人の親父さん

(ドリー・ファンク・シニア)

とのストーリーになります。

 

⑥タイガー・ジェット・シン

前述したブッチャー同様に、

日本では悪役として知られている

インド出身のレスラー。

 

頭にターバンを巻き

サーベルを振りかざす悪役ぶり、

凶器を使った反則攻撃などが得意技?で、

われわれ子供たちの人気はありませんでした。

 

でも、だからこそ

記憶に残っているのかもしれません。

 

本当はとても紳士的で聡明な男性だそうで、

「作られたヒール」として

悪役を演じていたとのこと。

 

本作では、そんなエピソードを楽しんでください。

 

⑦アンドレ・ザ・ジャイアント

「進撃の巨人」を彷彿とさせる怪物。

それが、アンドレ・ザ・ジャイアント。

 

その名のとおり、

身長:223cm、体重:236kgの大男で、

どちらかと言えばヒール役として

新日で活躍しました。

 

アンドレは、

けっこう子供たちにも人気がありましたね。

 

その当時、

新日のプロレス実況をしていた古舘伊知郎さんが

アンドレのことを称して、

「人間山脈」や「一人民族大移動」などと

表現していたのが懐かしいです。

 

本作に登場するアンドレは、

原田先生の画風もあって

マジで「進撃の巨人」に出てくる巨人のよう。

(©梶原一騎、原田久仁信/プロレススーパースター列伝)

 

ただ残念ながら、

1993年に46歳という若さでこの世を去りました。

 

⑧&⑨ジャイアント馬場&アントニオ猪木

言わずと知れた、

昭和を代表する日本のプロレスラーの2人。

 

馬場さんは、身長:209cmという

歴代日本人プロレスラー最大の巨体の持ち主で、

元プロ野球選手。

 

全日の創設者でもある偉大なレスラーですが、

わたしがプロレスを好きだったころには、

もう選手としてのピークは過ぎていた

と思われます。

 

1999年に61歳で永眠されました。

 

一方の猪木さんは、

馬場さんよりも5歳年下のプロレスラーで

新日の創設者。

 

もうあまり使われなくなりましたが

「燃える闘魂」のキャッチフレーズを持ち、

「プロレス = 猪木」と言っても過言ではない

偉大なレスラーです。

 

格闘家・政治家・タレント・実業家など

多方面で活躍される世界的に有名な方なので、

ここでわたしがとやかく解説する必要は

ないでしょう。

 

本作では、

昭和のプロレスを支えた2人の活躍が描かれ、

2人の関係も描かれています。

 

あまり語られない2人の関係を描いているのは、

この漫画最大の見どころと言ってもイイでしょう。

(©梶原一騎、原田久仁信/プロレススーパースター列伝)

 

ちなみに。

本作の監修は猪木さんが務めているため、

漫画の内容も「猪木さん寄り」

になっていることは付け加えておきます。

 

⑩タイガーマスク(初代)

当時もっとも人気のあったプロレスラー。

 

前述した古舘伊知郎さんをして、

「四次元プロレス」・「四次元殺法」

と言わしめた空中技や華麗な技の数々は、

世の子供たちを虜にしましたね。

 

初代・タイガーマスク。

 

タイガーマスクの出現で、

それまでのプロレスとは全く別のプロレス

が見られるようになりました。

 

今までの「力 VS 力」のプロレスから、

「力 + 華麗な技」のプロレス、

 

すなわち「魅せるプロレス」が

展開されるようになったのです。

※ マスカラスのお株を奪ったのもこの人。

(©梶原一騎、原田久仁信/プロレススーパースター列伝)

 

プロレスに興味のなかった人たちにも

プロレスを浸透させ、

ある種の社会現象にまでなりました。

 

そのため本作の中では

最も長いエピソードとなっており、

読み応え十分な内容です。

 

なお、プロレスラーの「タイガーマスク」は、

本作の原作を担当されている

梶原一騎先生の代表作である

漫画「タイガーマスク」に由来しています。

 

⑪ハルク・ホーガン

ホーガンも、

当時の子供たちに人気のあったプロレスラー。

 

ハンセン、アンドレと並んで

新日の看板外国人レスラーでした。

 

人差し指を高くかかげ、

日本語で「イチバァ~ン」と言う

ホーガンの真似は流行りましたよね~。

(©梶原一騎、原田久仁信/プロレススーパースター列伝)

 

アントニオ猪木のライバルとして登場したのと、

必殺技である「アックスボンバー」のインパクト

もあって子供たちに人気があったのだと思います。

(©梶原一騎、原田久仁信/プロレススーパースター列伝)

 

よく比較されるホーガンのアックスボンバーと

ハンセンのウエスタン・ラリアットですが、

 

ホーガンの必殺技アックスボンバーは、

「右腕」で「肘を曲げる」のがポイント。

 

対してハンセンの必殺技

ウエスタン・ラリアットは、

「左腕」で「肘を伸ばす」のが特長です。

 

この違いを知らないで使っている奴は、

「こいつ、ホントはプロレス知らね~な」

と思われていました。

 

本作では、いかにしてホーガンが

「超人」と呼ばれるまでになったか、

その道のりが描かれています。

 

 

ということで、「プロレススーパースター列伝」

に登場するレスラーのうち、

思い出に残るレスラー11名を紹介しました。

 

残りの3名は、簡単な紹介だけに止めます。

 

⑫~⑭その他の登場プロレスラー

  1. ブルーザー・ブロディ
    • 全日で活躍した元祖・野獣。
    • 強かったですよ~。
  2. リック・フレアー
    • 男前のプロレスラーで「貴公子」と呼ばれていました。
    • レスラーとしては小柄なほうですが、確かな技術を持ったレスラーです。
  3. ザ・グレート・カブキ
    • 歌舞伎役者を彷彿とさせるペイントを顔に施した日本人レスラー。
    • パフォーマンスとして行う「毒霧吹き」が有名なヒールレスラーです。
    • カブキの「毒霧」は技ではなくパフォーマンス。

 

以上、14人のプロレスラーが登場する本作ですが、

単行本に未収録のエピソードとして、

プロレスの神様「カール・ゴッチ」

も描かれています。

※ カール・ゴッチのエピソードは「文庫版」のみに収録。

 

プロレススーパースター列伝の惜しいポイント

「プロレススーパースター列伝」最大の魅力は、

当時の人気プロレスラーの半生や

知られざるエピソードなどが

ドキュメンタリー風に描かれていること。

 

ただしその内容は、

すべてがノンフィクションではありません。

 

原作者である梶原一騎先生は、

超有名な漫画の原作を何本も手掛けてきた方。

 

なので、ご自身の取材に基づいたエピソードを

上手に脚色して仕上げられたのが

「プロレススーパースター列伝」なんです。

 

「漫画」というエンターテイメントである以上、

ノンフィクションである必要など

まったくありません。

 

梶原先生の原作の上手さがあってこその

本作の面白さと言えるでしょう。

 

ただですね。

個人的に惜しいなぁと思うのは次の点。

 

外国人プロレスラーが多く描かれていて、

当時売出し中だった

藤波や長州・ジャンボ鶴田・天龍などの

日本人レスラーが描かれていないこと。

 

タイガー・ジェット・シンと

よくヒールタッグを組んでいた

「上田馬之助」なんかも描いてほしかったですね。

 

やっぱり日本人レスラーは、

子供たちにも人気がありましたから。

 

それでも、

当時流行っていたプロレスを題材にしたのは

タイムリーだったと思いますし、

 

ヒットメーカーであった梶原先生を

原作者にすえたのも、

本作に対する熱意の表れだったと思います。

 

現在は電子書籍でも読むことができますので、

梶原先生の名原作を、

原田先生のちょっと劇画チックな画風とともに、

 

時代の流れを感じながら

味わってみてはいかがでしょうか。

 

 

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では最後に、

本作「プロレススーパースター列伝」を

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下の記事でも詳しく解説しています。

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