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3人目のルパンが登場する幻の名作アニメ!【ルパン三世/風魔一族の陰謀】のレビュー&紹介

3人目のルパンが登場する幻の名作アニメ!【ルパン三世/風魔一族の陰謀】のレビュー&紹介 名作アニメ

わたしは子供の頃から

「ルパン三世」の大ファンでして、

この作品を初めて見たのは高校生の頃。

 

OVA(オリジナルビデオアニメーション)

としてレンタルビデオ屋さんで

借りて見たのですが、

元々は劇場版として制作された作品です。

 

 

それが、今回紹介する

「ルパン三世/風魔一族の陰謀」

 

 

本作の内容は、

お宝とヒロインを巡って展開される

「至ってオーソドックス」なルパン作品。

 

しかし!

 

このアニメには、

過去そして現在のルパン三世と

全く異なる特長があるんです!

 

 

ルパン作品の中では

マイナーな部類に入る本作ですが、

他のルパン三世とは全く違った特長により、

わたしの中で名作となりました。

 

今回の記事では、

その「全く異なる特長」を

おすすめポイントとして紹介していきます。

 

ぜひ最後までお付き合いください。

 

3人目のルパンが登場する幻の名作アニメ!『ルパン三世/風魔一族の陰謀』の作品データ

【作品概要】

莫大な財宝と

さらわれた少女を巡って

ルパン一味が大活躍。

 

風魔一族なる忍者集団を向こうに回し

一大お宝争奪戦が展開されます。

 

内容としては

オーソドックスなルパン三世ですね。

 

【作品データ】

作品名 ルパン三世 風魔一族の陰謀
メディア OVA・劇場版
原作者 モンキー・パンチ
製作 東宝、東京ムービー新社
上映時間 73分
公開 1987年(昭和62年)

 

3人目のルパンが登場する幻の名作アニメ!『ルパン三世/風魔一族の陰謀』のストーリー&登場人物

それではまず、

「ルパン三世/風魔一族の陰謀」の

あらすじと主な登場人物を紹介します。

 

 

本作のオープニングは、

なんと五ェ門が結婚式を挙げるシーンから。

 

お相手は、

墨縄 紫(すみなわ むらさき/下の図)

という少女(本作のヒロイン)です。

(出典:ルパン三世NETWORK)

 

 

五ェ門がたまたま飛騨を訪れた際に

女子高校生だった紫と出会い、

心を通わせていった末の純愛ですね。

 

これを機に、

五ェ門は泥棒稼業から足を洗い、

普通の婿養子として

生活しようと心に誓いました。

 

 

そんな結婚式当日。

 

古くから墨縄家に伝わる宝の壺を奪おうと

風魔一族が乱入してきます。

 

結婚式に参列していたルパンたちは、

何とか壺の強奪は阻止したものの

花嫁である紫が連れ去られてしまいました。

 

こうして花嫁奪還と宝の壺を巡る

ルパン一味と風魔一族の闘いが始まります。

 

 

その他の主要な登場人物は、

いつものとおり

ルパン、次元、不二子そして銭形。

 

 

という感じで

ストーリーが続いていくわけですが、

ぶっちゃけて言うとですね。

 

 

本作は

「ルパン三世 カリオストロの城(映画)」の

リスペクト作品です。

 

  • お宝を狙うルパンと敵
  • さらわれたヒロイン
  • 別行動の不二子
  • 訳アリの銭形
  • カーチェイスなどのアクションシーン
  • そして最後は… など

 

相似点がとても多い内容となっています。

 

本作が「五ェ門」に

スポットを当てている部分を除けば、

そのままカリオストロの城の縮小版

と言ってもイイでしょう。

 

 

ただ逆に言うと、

オーソドックスな内容であるがゆえの

安定した面白さはあります。

 

奇をてらっていない分

「安心して楽しめるルパン三世」

と言えるでしょうね。

 

3人目のルパンが登場する幻の名作アニメ!『ルパン三世/風魔一族の陰謀』のおすすめポイント

続いては、

冒頭でおすすめポイントとして挙げた

本作ならではの特長を紹介します。

 

このアニメには、

過去・現在のルパン作品とは

まったく違う特長があると書きました。

 

 

それは、

キャラクターを演じている「声優」

 

 

アニメ版ルパン三世の声優は、

現在は「栗田貫一さん」が担当し、

その前は「山田康雄さん(故人)」が

担当していました。

 

つまり、ルパン三世の

初代声優が「山田康雄さん」で、

二代目が「栗田貫一さん」ですね。

 

山田さんによって確立された

ルパンのキャラクターは、

しっかりと栗田さんに

受け継がれていますよね~。

 

©ルパン三世NETWORK
©ルパン三世NETWORK

ふ~じこちゃ~ん♪

 

 

一般的には、

このおふた方がルパンの声優として

認識されています。

 

 

…が。

 

 

実は、山田さんの存命中に

もうひとり、別の方が

ルパン三世を演じていたんです。

 

山田さんでもない、

栗田さんでもない、

第3のルパン三世。

 

その「3人目のルパン」が登場するのが、

本作「ルパン三世/風魔一族の陰謀」

なんですね~!

 

 

当時、このルパン三世の声優交代劇が

世間でどのように扱われていたのかは

覚えてません。

 

でも「ルパンの声が変わる!」というのは、

高校生だった

わたしの耳にも入ってきていました。

 

ですから、

ルパンファンとしては

見逃すわけにはいかない作品

だったんです。

 

ちなみに、ルパンだけでなく

次元・五ェ門・不二子・銭形の

主要キャスト全員の声優が変更されてます。

 

 

本作までのルパン三世の声優は、

このような布陣になっていました。

 

【本作までのルパン三世の声優陣】

  1. ルパン三世
    • 山田 康雄
  2. 次元 大介
    • 小林 清志
  3. 石川 五ェ門
    • 井上 真樹夫(初代は、大塚周夫)
  4. 峰 不二子
    • 増山 江威子(初代は、二階堂有希子)
  5. 銭形警部
    • 納谷 悟朗

 

 

初代の五ェ門と不二子は、

TVアニメの第1シリーズのみ。

 

やっぱりこの5人が

「ルパン」って感じですよね~。

 

 

それが本作では

次のように変更されています。

 

【本作・風魔一族でのルパン三世の声優陣】

  1. ルパン三世
    • 古川 登志夫
  2. 次元 大介
    • 銀河 万丈
  3. 石川 五ェ門
    • 塩沢 兼人
  4. 峰 不二子
    • 小山 茉美
  5. 銭形警部
    • 加藤 精三

 

 

ルパンの声、古川さんですよ!

あの「古川登志夫」さん!

 

わたしらの世代だと、

うる星やつらの諸星あたるが

直ぐに思い浮かびますね~。

 

他ではドラゴンボールのピッコロ、

ONE PIECEのエースなんかが

古川さんの声。

 

他のキャストも

有名な方ばかりですが、

一人ひとり解説すると長くなるので

省略します。

 

 

この「声優陣の総入れ替え」が本作最大の特長。

 

し・か・も!

 

上記の5人がルパン三世の声優を務めたのは

「ルパン三世/風魔一族の陰謀」だけ。

※ 次作からは、以前のキャストに戻ってます

 

 

なのでもう、

「幻の名作!」

と言い切っちゃってイイでしょう。

 

 

本作のDVDパッケージの裏面にも

大きく書いてあります、「キャスト一新」て。

(Amazon.com)

 

 

発売(公開)当初は、

色々なところで賛否両論

(というより、ほぼ批判だったそうです)

あったようですが…。

 

わたし自身は、こんな風に思っていました。

 

わたし
わたし

イヤ、別に「悪くない」よね…。

こんなルパンもありでしょ。

 

 

さらに原作者・製作社・声優陣など

様々ないざこざもあったらしいです。

 

でもわたしは当時高校生だったので

世間の評価なんて知りませんし、

興味もありませんでした。

 

今みたいにインターネットが無かった時代。

情報だって手に入りませんしね。

 

 

前述したとおり、

作品自体は「これぞルパン」という

オーソドックスな内容。

 

声優陣もぜんぜん違和感ありませんでしたね、

わたしは。

 

古川さんのルパンも

「古川色」が出ていて良かったですし、

塩沢兼人さんの五ェ門は

「ハマリ役」じゃないかと思えました。

 

 

貴重な「3人目のルパン」が登場する

本作「ルパン三世 風魔一族の陰謀」。

 

正直、これだけでも

見る価値がある作品と言えます。

 

 

ルパン三世のファンの方もそうでない方も、

古川さんたちが演じる

「幻のルパン三世」を

ご覧になってみてはいかがでしょうか?

 

どんな作品に仕上がっているかは、

ご自身で確かめてくださいね♪

 

 

なお「ルパン三世/風魔一族の陰謀」は、

わたしが調べた限り

動画配信サービスなどでは取り扱っていません。

 

なので、レンタルでご覧いただくか

AmazonでDVDを入手して観てくださいネ。

 

AmazonのDVDを見に行く

 

 

また、記事中で紹介した

「ルパン三世 カリオストロの城(映画)」は、

Amazonの『プライムビデオ』で

視聴することができます。

 

ちなみにこの映画の監督は

「宮崎駿」さん(宮崎駿さんの初監督作品)。

 

興味のある方は、

下の『Amazonプライムビデオ』を

覗いてください。

 

Amazonプライムビデオを見に行く

 

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