今回は、チョット趣向を変えて
少年マンガ界の巨匠
「あだち充」先生のおすすめ作品を
『BEST10』形式で紹介していきます。
かれこれウン十年以上前から
あだちマンガに慣れ親しんできた
いちファンとして、
ワタシがオススメする
「コレ面白いよ!」
という作品を厳選しました。
選考にあたっては
ワタシが未読の作品はオミット。
また
個人的な感想や作品の概要
余計な解説なども
なるべく行わないようにしています。
アナタの感性で
読みたい「あだち充作品」を
選んでいただければ、幸いです。
【あだち充】考察 ① ワンパターンの巨匠
おすすめマンガ
ベスト10発表の前に、
まずは
あだち先生の作品を
読んだことがない方に向けて
その特長を簡単に説明しますネ。
あだち先生のマンガは
良くも悪くも
「ワンパターン」が特長。
大ヒット作品「タッチ」以降
その傾向は
より顕著になっています。
その「ワンパターン」の
具体例を挙げると
こんなカンジ。
① スポーツを題材にしたものが多い
② 主人公(男性)の性格が似ている
③ ヒロイン(女性)の性格が似ている
④ 幼なじみ系が多い
⑤ お兄ちゃんキャラがライバル
⑥ デブの脇役キャラがいる
⑦ 微エロである
こういった
ワンパターンさを持ちながら、
最終的に
「ラブストーリー」として完結させる
ストーリー展開の上手さが
秀逸なマンガ家さんです。
【あだち充】考察 ② 青春ラブストーリーの巨匠
あだち先生の作品を評する際に
よく「ラブコメ」という表現が
使われるんですが…
あだち先生のマンガは
「ラブコメ」ではありません。
ほぼすべて
『青春ラブストーリー』。
軽妙なテンポと粋なセリフ回し
そして
「誤解」と「偶然」のシチュエーションで
コメディっぽく魅せてるだけ。
決して
「コメディ」ではありません。
もう一回、言いますね
ラブストーリー
です。
昨今の「わかりやすすぎる」
ラブコメに慣れた若者にこそ
読んでほしい『ラブストーリー』。
その最たるマンガ家さんが
「あだち充」なんです。
そんな
あだち作品の魅力を
カンタンに表すなら、
こういう恋愛したいなぁ…
(したかったなぁ…)
こういう青春おくりたいなぁ…
(おくりたかったなぁ…)
という『羨望』に尽きるでしょう。
あだち作品を
あまり読んだことのない方も、
まったく読んだことのない方も、
本記事を機に
あだち先生の創り出す
『極上の青春ラブストーリー』を
味わってください。
というとこで
次からベスト10を
発表してイキます♪
【あだち充のオススメ】第10位/夕陽よ昇れ!!
いきなり
ドマイナーな作品で
スミマセンね。
第10位は
「夕陽よ昇れ!!」という
少女マンガ。
ヒロインのJKと転校生との
「純愛」を描いた作品です。
デビュー当初は
原作つきの作品や
少女マンガも描いていた
あだち先生。
先生の少女マンガは
ほとんど
読んだことがないのですが、
この作品は
あだち先生のマンガを
読み漁っていた頃に
たまたま読んだ作品。
全2話の短編で
あだち先生の真骨頂とも言える
「青春純愛ラブストーリー」が
見事に描き出されています。
ただし
展開としては
ひっじょ~にベタ(笑
でも
ベタが一番なんですよね、
ベタがww
| 作品名 | 夕陽よ昇れ!! |
| 連載誌 | 週刊少女コミック(小学館) |
| 連載期間 | 1979年(昭和54年) |
| 単行本 | 全2巻 |
| 電子書籍 | あり |
【あだち充のオススメ】第9位/KATSU!
第9位は
ボクシングを題材にした
「KATSU!」。
主人公の里山活樹と
ヒロインの水谷香月。
2人の「かつき」をめぐる
ラブストーリーです。
たぶん、あだち先生は
「高校野球」と「ボクシング」が
好きなんでしょう。
全16巻(文庫版は全9巻)も
描かれている割には
マイナーの域を出ない本作ですが
個人的にはかなりのお気に入り。
好きなボクシングを
題材にしているという点と
ヒロインの「香月ちゃん」が
クーデレ娘な点がGood。
似たようなヒロインが多い
あだち先生の作品では
この「香月ちゃん」が
最上位の可愛さだと思ってます。
肝心のボクシングは
「殴り合いのすごさ」ではなく
「当たらないすごさ」を描いた
格闘技としては異色の内容。
もちろん
青春ラブストーリーも
ありますよ。
| 作品名 | KATSU! |
| 連載誌 | 週刊少年サンデー(小学館) |
| 連載期間 | 2001年~2005年 |
| 単行本 | 全16巻(文庫版:全9巻) |
| 電子書籍 | あり |
【あだち充のオススメ】第8位/MIX
現在
絶賛連載中の「MIX」を
第8位としました。
「タッチ」の明青学園を
舞台にした野球マンガですが
「タッチの続編」という感じは
しないですね。
あだち先生の
「野球マンガ」としては
2番目におもしろい。
チームスポーツとしての野球を
描いている点で
現代野球っぽく本格的ですが、
マンガとしての
ドラマチックさに
ちょっと欠けてるかな、と。
もし今後
タッちゃんや南ちゃんが登場するようなら
ドラマチックさという点でも
盛り上がるんですケド、ねぇ…(笑
たぶんコレが
あだち先生のラスト作品。
だからこそ
有終の美を飾ってほしいと
切に願ってます。
| 作品名 | MIX |
| 連載誌 | ゲッサン(小学館) |
| 連載期間 | 2012年~ |
| 単行本 | 既刊24巻(記事投稿日現在) |
| 電子書籍 | あり |
【あだち充のオススメ】第7位/クロスゲーム
第7位は
アニメ化もされている
高校野球を題材にしたマンガ
「クロスゲーム」。
主人公の樹多村 光と
月島家の四姉妹が登場する
あだち充お馴染み
幼なじみ系ラブストーリー。
この作品のポイントは2つ。
まず1つ目は、他のあだち作品の
どの主人公よりも
「飄々とした」主人公が描かれている点。
2つめは
のっけから衝撃的な展開で
物語がスタートする点。
内容としては
高校野球を題材にした
青春ラブストーリーでは
あるんですケド…
個人的に
ヒロインが
あまり好みじゃなかった。
メインヒロインは
月島青葉という月島家の三女。
でもねぇ
なんか、最初から最後まで
この娘さんに
好感が持てなかったんですよ。
次女の若葉ちゃんが
メインヒロインのほうが良かったかな。
でも、若葉ちゃんには
メインヒロインになれない理由が
あるんです…。
| 作品名 | クロスゲーム |
| 連載誌 | 週刊少年サンデー(小学館) |
| 連載期間 | 2005年~2010年 |
| 単行本 | 全17巻(文庫版:全11巻) |
| 電子書籍 | あり |
【あだち充のオススメ】第6位/タッチ
第6位は
あだち充の名を
全国に知らしめた名作
「タッチ」。
もうコレは
説明いらんでしょ?(笑
ま、
あえて言わせてもらうなら。
この「タッチ」も
クソみたいなレビューサイトは
「高校野球マンガの金字塔」
みたいな紹介をするんでしょうが、
「タッチ」は
「野球マンガ」じゃないからね。
タッちゃんと南ちゃんの
『純愛ラブストーリー』だから。
たまたま「野球」だっただけで
別に「サッカー」でも「バスケ」でも
「タッチ」は成立するんですよ。
| 作品名 | タッチ |
| 連載誌 | 週刊少年サンデー(小学館) |
| 連載期間 | 1981年~1986年 |
| 単行本 | 全26巻(文庫版:全14巻) |
| 電子書籍 | あり |
【あだち充のオススメ】第5位/ナイン
第5位は
コレも高校野球関連の
青春マンガ「ナイン」。
一応、高校野球を
「題材」にした作品なんですが
ホントに
「題材」にしているだけ(笑
このマンガの本筋は
青春「学園」ストーリー
&
青春「ラブ」ストーリー。
タッチと同じく
間違っても
「野球マンガ」では
ありません。
全5巻と
短編ではあるものの、
何とも言えない
「甘酸っぱい」純愛ラブストーリーが
詰まった傑作。
個人的には
この頃
(1970年代後半~1980年代前半)の
あだち先生の作画がいちばん好き。
ナインは
アニメ化もされてまして
これが、また、
秀逸な出来栄えです。
| 作品名 | ナイン |
| 連載誌 | 週刊少年サンデー増刊号(小学館) |
| 連載期間 | 1978年~1980年 |
| 単行本 | 全5巻(文庫版:全3巻) |
| 電子書籍 | あり |
【あだち充のオススメ】第4位/みゆき
第4位は
ワタシがあだち充にのめり込む
きっかけとなった作品「みゆき」。
主人公の若松真人と
ヒロインである2人の「みゆき」の
三角関係を描いたラブストーリー。
2人の「みゆき」は
主人公の義妹・若松みゆき
と
主人公の彼女・鹿島みゆき。
ちなみにワタシは
「鹿島みゆき派」のため
ラストにちょっと納得がいっていない派
でもあります(笑
本作は
良く言えば
「みゆき」という2人の女性を巡る
三角関係ラブストーリー。
悪く言えば
血の繋がらない妹との
近親相姦ラブストーリー。
そして
あだち先生の作品としては珍しい
スポーツ色の全く無い
青春学園ラブストーリー。
アニメ化もされていて
主人公の妹の「みゆき」は
若かりし日の「荻野目洋子」さんが
声優を担当。
主題歌(EDテーマ)も
大ヒットしましたね。
| 作品名 | みゆき |
| 連載誌 | 少年ビッグコミック(小学館) |
| 連載期間 | 1980年~1984年 |
| 単行本 | 全12巻(文庫版:全7巻) |
| 電子書籍 | あり |
【あだち充のオススメ】第3位/虹色とうがらし
ちょっとマイナーな部類に
入っちゃうんでしょうねぇ
「虹色とうがらし」が第3位。
物語の舞台は
日本の江戸時代を模した架空世界。
主人公の七味(しちみ)と
その兄弟たちの活躍を描く
少しミステリー要素も加わった
時代劇風マンガ。
なんですが…。
飄々としても頼りになる主人公、
気の強いヒロイン、デブキャラ、
ライバルのお兄ちゃんキャラなど。
やっぱり
安定のあだち充作品(笑
やっぱり
青春ラブストーリー(笑
一方で
時代劇風という設定や
将軍家との関わり、謎の浪人など、
「目新しいかな?」と思える点も多い。
その意味で
既存のあだち作品とは
違った味わいのある
隠れた傑作と言っていいでしょう。
コレ、アニメ化したら
絶対おもしろい!と
今でも思ってるんですケド…
誰も
そうは思わなかったようですねww
| 作品名 | 虹色とうがらし |
| 連載誌 | 週刊少年サンデー(小学館) |
| 連載期間 | 1990年~1992年 |
| 単行本 | 全11巻(文庫版:全6巻) |
| 電子書籍 | あり |
【あだち充のオススメ】第2位/H2
古くは「ナイン」から
最新の「MIX」まで。
あだち先生の描く
高校野球を題材にした作品のうち
最もおもしろいのは
間違いなく、この「H2」。
ライバルで親友でもある
「国見比呂」と「橘 英雄」。
甲子園を目指す2人のヒーローに
2人のヒロイン
「ひかり」と「春華」の想いが交錯。
男女2人ずつの
「H2」が織り成す
青春ラブストーリーです。
が…。
ラブストーリー以上に
「野球」の色が
最も濃く出ている作品。
あだち先生の作品では
「MIX」と「H2」の2つだけが
「本格的野球マンガ」と
言っていいでしょうネ。
なにより
あだち先生の
高校野球への想いが感じられます。
全34巻という長編ですが
序盤の野球部を作るくだりから
グッとストーリーに引き込まれ
最後までイッキ読みしてしまうでしょう。
多くは語りません
ぜひ、読んでください。
| 作品名 | H2 |
| 連載誌 | 週刊少年サンデー(小学館) |
| 連載期間 | 1992年~1999年 |
| 単行本 | 全34巻(文庫版:全20巻) |
| 電子書籍 | あり |
【あだち充のオススメ】第1位/ラフ
さてさて。
ワタシがオススメする
あだち充マンガも
とうとう最後になりました。
その堂々の
第1位は、「ラフ」。
あだち作品としては
珍しい「水泳」を題材とした作品。
本作を1位とした理由は
あだち先生の真骨頂である
「偶然」と「誤解」が目いっぱい詰まった
青春ラブストーリーだから。
近づいたり、遠ざかったり
かと思えば、急接近したり
また、急激に離れたり。
そうして、ラストは…。
この上手さが
最も色濃く出ている作品が
本作「ラフ」なんですね。
それにプラスして
仲間との友情、
スポーツにかける情熱、
目標に手が届かない苦悩、
ライバルとの葛藤、など。
若さと青春のすべてが
凝縮されている内容。
こんな青春をおくりたかった
と思うのは
ワタシだけではないでしょう。
だから、No.1。
全12巻という長さもお手頃で
あだち先生の「入門書」として
オススメしたい傑作です。
で、最後なんで
もう一回だけ
言わせてもらうと。
あだち充作品は
ほぼ全て『ラブストーリー』。
決して
「ラブコメ」ではありません。
でも
「あだち充 = ラブコメ」
という括りで紹介している
レビューサイトはメチャメチャ多い。
だから
そういうサイトは
信用しないほうがイイと思いますよ。
きっとその人
読んでないから。
| 作品名 | ラフ |
| 連載誌 | 週刊少年サンデー(小学館) |
| 連載期間 | 1987年~1989年 |
| 単行本 | 全12巻(文庫版:全7巻) |
| 電子書籍 | あり |
以上、
あだち充先生の
おすすめマンガBEST10
でした。
あだち先生の作品は
電子書籍化されていないものが
多かったのですが
ここ数年でイッキに増加。
手軽にスマホやタブレットで
読める電子書籍はホントに便利。
とは言っても
紙でも電子でも
描かれている内容は一緒ですから。
アナタのお好きなほうで
ラブストーリーの巨匠が描く世界を
楽しんでくださいね♪
あだちの「微エロ」は、令和の「AI」で
今回とりあげた
『あだち充』先生の作品は
ちょっとしたお色気が多い
「微エロ」マンガとしても有名。
ハデでカゲキじゃない分
「微エロ」好きなの方々には
大いに称賛されていますが…。
もっと
「ハデ」で「カゲキ」なお色気が
好きな方々には
少し物足らないカモ、しれません。
そんな
カゲキなお色気不足を
解消する別サイトも
ワタクシが運営しております。
最新の「AI画像集」の中から
「ハデ」で「カゲキ」なオトナ作品を
厳選して公開中。
本サイトのような
「表のブログ」では到底だせない
『過激なお色気』を求めているアナタ。
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