あなたは「神様の言うとおり」
という漫画を知っていますか?
週刊少年マガジンで連載されていた、
デスゲームを繰り広げる漫画です。
福士蒼汰さんが主演を演じ、
映画化にもなりましたね。
神様の言うとおりの単行本は
「壱」が5巻まで販売されており、
神と戦うのですが…。
実は、二部構成になっているのをご存知ですか?
壱部は映画化にもなり有名ですが、
途中で本編は弐部へと受け継がれ
ストーリーは進んでいくのです。
壱部だけで終わっているファンの方!!
損してますよ!!
こちらが壱の作品で全五巻になります。
そしてこちらが主人公が違う弐部作ですね。
最終的には壱部を受け継ぎ、
全21巻で完結します!
弐部の面白さも含め、
今回はその「神様の言うとおり」の面白さ
についてお伝えしたいと思います!
神様の言うとおりのあらすじ
壱部の主人公は、高畑 瞬(たかはた しゅん)。
どこにでもいる普通の高校生です。
瞬は、毎日が退屈に感じていました。
そんなごく普通の日常生活の中、
突如教室に現れた謎の「だるま」。
そして意味も分からないまま
いきなり始まるデスゲーム。
平穏な日常を壊し、
瞬は仲間たちと生きることを強く願い、
デスゲームに挑むのでした。
と、コレが壱部の概要。
弐部では主人公が変わり、視点も変わります。
壱部は、
その日学校に通っていた人の話で、
弐部は、
その日学校に行っていなかった高校生の話。
弐部の主人公、明石 靖人(あかし やすと)は
その日、
親友の青山と喧嘩し学校から抜け出します。
折しも学校では、
だるまのデスゲームが行われていました。
明石はその夜、学校に行ってない人(不良)を
迎えにきた二宮金次郎に乗って
いざ戦場へ向かうのです。
弐部は、言わば壱部の裏側を描いた漫画です。
最終的に話は繋がり、非常に面白くなってきます。
壱部だけ知ってる人も、
弐部だけ知ってる人も、
両方読んだ方が
2倍楽しめる構造になっていますよ。
神様の言うとおりの主要登場人物
壱部、弐部で主要となってくる登場人物を
紹介したいと思います!
この人物たちは作中でかなり影響力があり、
それぞれの想いにも注目!
ラスボスである「神まろ」を目指すが、
その想いは皆バラバラ。
同じデスゲームを乗り越えた人物でも、
描くゴールが違う…。
ここには戦いが待っているのか。
【壱部/主人公:高畑 瞬】
(原作・原案/金城宗幸 作画/ 藤村緋二 神様の言うとおりコミックスより引用)
このデスゲームを終わらせるため、
神を倒すことに燃える壱部の主人公。
時折見せる超人的な姿はまさに神の如し。
数々の危機を乗り越えていきます。
情に厚く味方のために
自分を犠牲にできる少年です。
【壱部/天谷 武】
(原作・原案/金城宗幸 作画/ 藤村緋二 神様の言うとおりコミックスより引用)
神になりたいと願う少しハズれた人物。
彼の高い身体能力とぶっ飛んだ思考が
瞬に影響を与えます。
壊すことで生を感じる非常に危険な人物です。
【弐部/主人公:明石 靖人】
(原作・原案/金城宗幸 作画/ 藤村緋二 神様の言うとおりコミックスより引用)
正義感にあふれ常に仲間と困難を乗り越えて行く、
言わばチームワークを主とした考えの主人公。
しかし人の死をあざ笑う奴には豹変し、
死をも恐れず立ち向かいます。
神さま言うとおりの総合的な主人公は、
この明石くんなのかもしれません。
【弐部/丑三 清志郎】
(原作・原案/金城宗幸 作画/ 藤村緋二 神様の言うとおりコミックスより引用)
天谷同様、神になりたいと願う、
世界が滅べばいいと願う人間で、
天谷とは違う方向でハズれています。
弐部の途中から明石くんに惚れこんでいて、
最後まで彼に付いて行く覚悟は賞賛できますが。
デスゲームを戦い抜くのも、
明石のためにと目的が変わってきます。
神様の言うとおりの見どころ
「神様の言うとおり」という作品は、
見どころを知らずとも面白いのですが。
知っているほうが、
読みたくなってウズウズしてしまうでしょう。
最近は、かなりリアルなデスゲーム漫画が
増えてきました。
「神様の言うとおり」は、まあ優しい方なので、
苦手な方でも安心して読めると思います。
もちろん、女性にもおすすめな漫画なので
1度手に取って見て下さいね!
では早速、見どころを紹介します!
見どころ①(デスゲーム)
何と言っても、
デスゲームの面白さが一番の見どころです。
その種類は豊富で、
「どうしらクリア出来るのか?」
なんて考えると余計に楽しいです。
最初に出てきた「だるま」でいうと
背中のボタンを押したら終わり。
しかしゲームが進めば進むほど内容は濃くなり、
グッと楽しさが増えていきます。
トンチの効いたお題など、
壱部と弐部でまた違ったデスゲームも
十分に楽しめる一つだと思います。
謎の多いデスゲームは進むにつれ、
難易度が上がり
さらには規模もデカくなっていきます。
1つ1つがかなり見応えがあるので
読んでいて飽きることがありません。
見どころ②(出会いと別れ)
作中に出てくる登場人物も、
ゲーム中に友情を築いた友と別れ、
次のゲームで新しい友と出会い、
また別れて、
と悲しいくらい出会いと別れが多いです。
1人1人の想いも細かく描かれており、
高校生ならではの青春も
しっかりと描き出されています。
そんな登場人物に感情移入することも多く、
望みたくない結末も非常に多いですが。
その中で描かれるいくつものシーンが
主人公たちに力を与え、
強く前に進んで行けるのです。
1人1人のキャラの個性が
とてもよく描かれているため
「ここで死んじゃうの?」
って思いうことが多いです…。
漫画とか読んでいると、
死にそうな奴、
裏切りそうな奴
って分かってきますよね?
でも神様の言う通りでは、
驚かされることが非常に多いんです。
見どころ③(壱部と弐部の融合)
物語の最終局面では、
壱部と弐部のストーリーがついに繋がります!
両方読んだ方なら、
この出会いに歓喜したでしょう。
壱部の主人公の瞬くんと、
弐部の主人公の明石くん。
この2人の出会いが、
さらに物語を盛り上げてくれます。
話の繋げ方も見事に描かれていて、
不自然に感じることもありません。
先の展開が全く読めないこの漫画は、
次にどんな展開が待っているのか
気になってしょうがないです。
同じく続きが気になる方は、
電子書籍通販サイト「ebookjapan」で
チェックしてください。
神様の言うとおりの作品データ
作品名 | 神様の言うとおり |
作者 | 原作・原案:金城宗幸、作画:藤村緋二 |
連載誌 | 別冊少年マガジン/週刊少年マガジン(講談社) |
連載期間 | 2011年(平成23年)~2017年(平成29年) |
単行本 | 壱部:全5巻、弐部:全21巻 |
電子書籍 | あり |